Jul
21
2018
第182回白金寄席に行ってきました!
蒸し暑い夜を笑いで吹き飛ばそうって事で、白金寄席に行ってきました。
会場はいつもの「白金いきいきプラザ」の集会室です。
学生さんも参加していて、年齢層が幅広いです。
第182回は「新作爆笑の宵」と題した、新作落語特集。
前座は、三遊亭あおもりさん「スピード狂の詩」。扇子を二本持っての熱演でした。
続いて、二ツ目の三遊亭わん丈さんは、滋賀県出身の唯一の江戸落語家だそうです。
地元にちなんで「近江八景」を、土地勘のない人達にもわかりやすく道具を使って解説。
道具と言っても落語家なので「扇子」を使うのですが、その扇子が・・・撮影NGと釘をさされました!
撮影できたら不思議な高座だとすぐにわかります。
そして、おかっぱ頭の春風亭百栄師匠が登場。
なんでも入門前の10年間はアメリカで寿司職人だったという経歴の持ち主。そして、白金寄席は10年ぶりとの事。そんなアメリカ修行時代のマクラからの「寿司屋水滸伝」。
洋食の修行を積んだ主人が、父の遺言である寿司屋を経営するが板前がどんどん辞めていき、とうとう一人になった時に、次から次へと職人が集まるという話。
トロしか握れない「トロ切りのマサ」や、イカしか握れない「イカ切りのテツ」など、ネタ専門の板前を雇っていくが、増えすぎてどうにもならなくなるという内容です。
今回はココで終わりましたが、この後キレイな「さげ」が用意されている模様。
仲入りの後は、百栄師匠の「天使と悪魔」。
寄席に上がった二ツ目の「春風亭栄助」が古典をやるか新作をやるかで、あれこれ悩むお話し。
ちなみに栄助は、百栄師匠が二ツ目時代の名でした!
涼しい室内で大いに笑ったあと外にでると、吹き飛ばしたはずの蒸し暑さにやられてしまいました!