Sep
20
2018
白金六丁目の「興禅寺」近くにある「稲荷」について。
白金六丁目、聖心女子学院横の蜀江坂を登った先に「興禅寺」があります。
この興禅寺は「臨済宗妙心寺派寺院」ですが、ここに大変ありがたい言葉があります。
「子供は親の言うようにはならぬ 親のしているようになる」
実に耳に痛い言葉ですね(笑。
ところで、この興禅寺の近くに「稲荷」があるのをご存知でしょうか。
行き止まりの路地をさらに進んだ奥に、ひっそりと佇んでいるのでご近所の人でない限り、まず気が付きません。
この稲荷を発見したのは数年前ですが、白金六丁目に住んで15年以上気づかなかった計算です。
で、なぜこんな場所にあるのかずっと不明だったのですが、つい先日この稲荷の近くに住んでいる人に話を聞くことができました。
その方は50年くらい前から住み始めたそうですが、その頃にはもう稲荷があったそうです。
なんでも、その場所から「鳥居の柱の一部」が見つかったから稲荷ができた。と聞いているようです。
そして、その辺りは「興禅寺」の敷地だったとのこと。
試しに古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」をインストールして確認してみました。
なんと、稲荷の場所はたしかに「興禅寺」の敷地と一致しているではありませんか!
それにしても興禅寺の境内の広いこと! 旧神応小学校まで敷地内です。雷神山の社まで目と鼻の先ですね。
赤い★部分が稲荷の位置
これはもっと調査を進めてみたいと思います。
という訳で、今回はここまで!