港区高輪の白樺録音企画さんにお邪魔しました

2024年11月21日

Jul

2014

港区高輪の白樺録音企画さんにお邪魔しました

本日は、白金1丁目と桜田通りで向かいになっている高輪1丁目の「白樺録音企画」さんにお邪魔しました。

白樺録音企画さんは、プラチナタワーと桜田通りを挟んで反対側にある、1階に自転車屋さん「プロテック白金高輪店」が入っているビルにあります。
さっそく、代表取締役の三崎さんにお話しを伺いました。

白樺録音企画さんは、レコーディングスタジオがメインで、その他出張録音や出張のPAの業務を行っています。
設立は1977年で、かれこれ営業37年になります。
バブル時代も経験済みで、公共交通手段がバスしかなかった時代には、よくスタジオで寝泊まりされたそうです。

CDがよく売れた時代も終わってしまった関係で、レコーディングスタジオが相次いで店をたたんでいく中、白樺録音企画さんも存続を検討した事があるそうですが、現在も営業を続けています。

「レコーディングスタジオは、防音設備や録音機材のための高額な投資が必要なので、大変なんですよ」と三崎さん。
「実は、となりの部屋に大きいスタジオもあったのですが、こちらは閉めてしまいました。今は倉庫になってます。」

バンドブームの頃には、インディーズのレコーディングをよくやっていたそうです。
現在もインターネットで配信できる環境があるので、インディーズなどのレコーディングが多いのかと尋ねてみたところ、

「今は、パソコンがあれば大体のことができてしまうので、件数自体は減っていますよ。」
「それでも、生楽器やヴォーカルのレコーディング需要はありますね。家で大きい音出せないでしょ。」
「ただし、今は配信がメインになっているので、CDがよく売れていた時代に比べると音質にこだわらない方も多いかな。」
との事。

三崎さんは30年以上白金5丁目に住んでいて、スタジオのある高輪1丁目も含めて、
「たくさんあった小さいお店が、マンションやビルになってしまい、活気がなくなったかな。でも、このあたりは昔から工場とか印刷屋さんが多くて、すご腕の職人さんもいると聞いていますから、テレビで特集をやっている大阪の下町工場にも負けていないような印象です。」との事。
三崎さんには「すご腕職人さん in 白金」の情報も教えて頂きました。

本日は、どうもありがとうございました。