白金5丁目にあるパンと焼き菓子のお店「ラトリエ コッコ」さんにお邪魔しました
本日は、白金5丁目の「五の橋商店会」にある、オーガニック素材にこだわったパンと焼き菓子のお店「ラトリエコッコ」さんにお邪魔して、シェフパティシエールの高田さんにお話しを伺いました。
「ここのバゲット、美味しいのよ」と最初に教えてくれたのが、同じご町内で子供たちにピアノを教えて20年になるK先生でした。
先生のご自宅でホームパーティーがあると、必ずテーブルの上にラトリエコッコさんのバゲットが並んでいて、先生の手料理と一緒にいただいています。
そして、「どんな人が焼いているんだろう」という好奇心から、今回ご紹介いただきました。
高田さんは、小さい頃からお菓子作りが好きで、上野「ロワードリヨン」でお菓子の基本を学び、恵比寿のイタリアン「アーリア ディ タクボ」でフルーツを主体にしたレストランデザートを学んだそうです。
「お菓子好きなのに、パン屋さん?」と尋ねてみると、
「アーリア ディ タクボではパン作りもメインの仕事だったため、独立した後もパンを作って欲しいと依頼されたのも理由のひとつですが、安心安全で体に優しく、無添加で天然酵母により焼き上げたパンをお客様の毎日の生活に届けたい、というが一番の理由です。
最近では、ご家庭でも作っていただけるようにパン教室も始めました。」と高田さん。
「オープン当初からパンと焼き菓子の両方を作っている関係で、普通のパン屋さんよりもやることが多くて大変です。」との事でした。
ここで、実際のパン作りを見学させていただきました。
スタッフの方と二人で、手際よく大きな生地からパンのサイズに切り分けて、「ハンバーガー屋さんに卸すためのバンズ」を焼く作業を撮影させて頂きました。写真では伝わりにくいですが、無駄のない動きで素早くバンズ作りが進みます。
主なお客さまについて尋ねてみると、
「通りすがりで立ち寄る方々は少ないですが、常連のお客さまが当店を目指して来て下さいます。人通りはそれほど多くないですが(五の橋商店会通り)、明治通りへの抜け道になっているので、車でご利用されるお客様も多いですね。」との事でした。
白金地区は、マルイチベーグルやメゾン・カイザーなどのパン屋激戦区ながら、ラトリエコッコさんは食べログでの評判も良く、ファンも多いようです。
最後に、人気の商品を聞いてみました。
「玉ねぎの天然酵母バゲット」「メロンパン」、奥久慈卵をつかった「こだわり卵のクリームパン」「クロワッサン」「フランボワーズとクリームチーズパン」などの人気が高いそうです。
メロンパンを食べてみましたが、外はクッキーのようなサクサク感で中はフワフワ食感。さらにサイズも大きくないので、スイーツ感覚でのギフトやお土産にもぴったりです。
本日は、お忙しいところどうもありがとうございました。
また、ラトリエコッコさんでは、毎月「パン・お菓子教室」を開催しています。
興味のある方はこちらからどうぞ。
L’atelier COCCO(ラトリエ コッコ)
108-0072 東京都港区白金5-7-6 ファイブユウ白金1F
03-6277-0795
7:00〜19:00(月曜日定休)
【白金タイムズ(白金新聞)】
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