青山小学校で開催された、理科実験教室に行ってきました!
港区観光大使に認定された白金タイムズでは、白金高輪エリアだけでなく「港区」内での情報も発信していきます。
その第一弾として、港区立青山小学校で開催された理科実験教室「墨流しで絵はがきを作ろう」にお邪魔しました。
この理科実験教室は、一般社団法人ディレクトフォースが主催しています。
一般社団法人ディレクトフォースは、企業経営などの中枢を担われた方などが「社会に役立ち、生きがいを感じる」ことを目的としてスタートしているそうです。
その活動は、高校生や大学生に向けた教育ボランティアをはじめとして、子どもたちの理科離れを防ぐための理科実験教室の開催と、幅広い世代に向けられています。
そして、今回「理科実験教室」が、青山小学校で開催されると連絡を受け、取材に伺った次第です。
なお、声をかけてくださったのが日吉町町会の織本さんです。
青山小学校の学校公開日に合わせて行われた、理科実験教室は2時間目と3時間目に開催されました。
ただ、実験となると準備や指導が大変ですので、この日は9名の方々がグループ毎に子どもたちのお手伝いをします。
もちろん、準備も大変ですが皆さん慣れた手付きでテキパキと進めます。
★ひとりひとりの実験道具をセットします。
そして、いよいよ実験教室のスタートです。
実験に入る前に、絵の具の特性や墨流しの解説をプロジェクターを使って解説します。
もちろん理科実験ですから、今解説したことをさっそく実験します。
★水性の絵の具は色が混ざります。
★今回使う絵の具は水に溶けません。
★デモンストレーションです。
色を混ぜたり、水に溶けない絵の具がどんな風になるのかを、目の前で体験できます。
そして、本日行う実験のデモンストレーションも欠かしません。
この段階で、子どもたちの目はキラキラしています!
自分たちの目の前に用意された道具で、まずは「墨流しのハンカチづくり」がスタートします。
各グループには、お手伝いの方々がついているので、質問しながら水の上に絵の具を広げていきます。
思い思いの模様になったところで、ハンカチとなる布をかぶせてみます。
そして、布を持ち上げると・・・、あら不思議! 水の上の模様がそのまま布に転写されました!
これを乾かすとハンカチは完成です。
★指導の方が丁寧にサポートします。
★模様が完成しました。
★布を被せます。
★少しそのままにします。
★布を持ち上げると模様が転写されています!
続いて、「墨流しの絵はがき」の制作です。
すでに一度経験しているので、子どもたちは慣れたものです。
水の上に広げた絵の具を、爪楊枝を使ってさらに複雑な模様にしていきます。
さて、どんな形になるのでしょうか・・・。
ハンカチと同様、今度はハガキを被せてから持ち上げると・・・、こちらもキレイに模様が転写されました!
★最初はただの水です。
★爪楊枝の太い方に絵の具をつけて、水の上に色を広げます。
★色付け作業完成。
★爪楊枝で水面をゆらすと、複雑な模様になります。
★はがきを静かにかぶせます。
★模様がハガキに転写されました。
★乾燥させたら完成です。
まだ、理科を習わない低学年の子どもたちでしたが、みんな楽しんで実験していましたよ。
こういう実験を通して、理科だけでなく色々なことに興味を持ってくれるといいですね。
ディレクトフォースの皆さん、どうもお疲れ様でした!
■一般社団法人ディレクトフォースはこちら。